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映画「永遠の0」 [雑談]

映画の永遠の0を観ました。



























小説と比較してゼロ戦の映像が入るため、かなり迫力がありました。空母や空中戦などはかなり良かったと思います。




原作に基づいた宮部久蔵の生きることへの執着心は、かなり再現されていたと思います。

それなのに、映像や演技を加えて観ても、やはり生きることへの執着心が無くなった心情が理解できませんでした。


終戦間近には特攻に行きたくなかった人が大勢いたと思います。家族を守るため、後世の国を守るために不本意ではあったけれど、自分なりに納得して行った人がほとんどだと思います。

それだけに、もともと死にたくないと言っていた宮部久蔵が、特攻に志願し、助かる可能性が大いにあった故障機を交換し、大石氏に託した想いも理解できません。

生きたいという想いも家族のため、というのは、至極当然な感情であり、周りの反対や軽蔑の眼差しを受けながらもその想いを貫こうとしたのであるため、もっと強い理由がなければ死にに行くという感情に変化する理由が不明確だと思いました。



主人公役の岡田准一氏は、かなりいい演技をしていたと思います。


他の、三浦春馬氏、吹石一恵氏、井上真央氏、いずれもイマイチの演技力でした。

井上真央氏の演技が良かったという人もいるようですが、私には全然でした。



泣けるとか、感動する、とかの触れ込みや書き込みを見たため、タオルを取り出しやすいようにカバンから取り出しやすい位置に置いて観ましたが、どこが?泣ける?と思ってしまいました。


泣ける人は、どこを理解して泣いているのでしょうか?

宮部久蔵の心情の変化が理解できたのでしょうか?理解しなくても泣けるのでしょうか?




邦画は嫌いなのですが、評判なので観に行きましたが、やっぱりなぁと思ってしまいました。



邦画が好きでよく観るという人とは、映画についてそもそも意見が合いませんが、今回の映画も良かったという人とは意見が合わないかなと思います。



同じ戦争映画でもプライベートライアン。あれは、ストーリーは全然ダメだったが、戦争映画として観ると本当にすごいと思いました。
リアリティが半端ない。

ストーリーがダメなのは同じなのに、俳優陣の演技や道具の造りであれほど異なるとは。
やはり予算がものをいうのだろうか?
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makimaki

読みました
by makimaki (2014-03-16 10:39) 

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