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試験時間 [法律]

新司法試験について

新司法試験は5月半ばに、4日間(中休みを入れると5日間)に渡って開催されます。
以下の過程全部を一気に受けます。

◎1日目(水)
選択科目3時間
憲法2時間
行政法2時間

◎2日目(木)
民法2時間
商法2時間
民訴法2時間

◎3日目(金)
休み

◎4日目(土)
刑法2時間
刑訴法2時間


論文合計17時間


◎5日目(日)
短答試験
民事系2時間30分
公法系1時間30分
刑事系1時間30分


短答合計5時間30分


総合計22時間30分です。



まず時間だけでも過酷な試験時間です。

中休みはあるとはいえ、一気に行うので集中力が途切れたら負けです。


短答の問題数は、民事系74問、公法系40問、刑事系40問の合計154問。

こうやって書き出してみると問題数だけでもかなりの多さです。


私はこれを去年、一昨年と2回体験しました。
1度目よりも2度目は慣れていたせいかそれほど大変でもありませんでした。



書く分量を、自分の再現答案から起こしてみました。
◎1日目3科目
12,872文字
◎2日目3科目
9,016文字
◎4日目2科目
6,651文字


全科目論文の合計文字数は28,539文字でした。
腱鞘炎になる人も中には、いるそうです。訓練していたらそれほどでも無いはずです。


これだけの科目で短答は絶対評価で6割以上、論文は相対評価で6割以上を得点しないとほとんど合格できません。




ちなみに新司法試験を受けるための予備試験も書いてみます。

◎短答は1日(5月半ば)
一般教養1時間30分
民事系1時間30分
公法系1時間
刑事系1時間


短答合計5時間


◎論文(7月半ば)
※短答に合格した者のみ受けられます。
2日間あります。

◎1日目
公法系2時間20分
刑事系2時間20分
一般教1時間

◎2日目
法律実務基礎3時間
民事系3時間30分


論文合計12時間10分


全体合計17時間10分です。


論文に合格すると、
◎口述試験が2日間(10月末)あります。
民事系15分、刑事系15分ぐらいです。


予備試験だけ見るとそれほど過酷な試験時間でも無いです。


予備試験、新司法試験を通してみると合計39時間40分(口述試験を含めるとそれ以上)の試験時間です。


さらに、司法修習生になると、二回試験というのがあって、時間とか書く分量は過酷ですけど合格率から考えるとそれほどでも無いそうです。
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コメント 2

sonoka

気が遠くなるような試験の時間(@@;
集中力が途切れそう・・・

改めておつかれさまでした。。。
by sonoka (2014-08-25 23:36) 

jem

sonokaさん

コメントありがとうございます。

最初の1日目を過ぎたら、慣れのせいなのか試験特有のアドレナリンのせいなのかわかりませんが、あとは流れでいけてしまうんですよ。


けど、今あらためて見直しても超長時間で、緊張感も半端ないですので、もう受けたくないです…。
by jem (2014-08-25 23:59) 

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