オンラインカジノを摘発

オンラインカジノを初摘発
http://www.asahi.com/national/update/0223/OSK200602230056.html

オンラインカジノを提供していた店側を常習賭博容疑で、客を賭博容疑で逮捕しています。
店側は賭博場開張罪(刑法186条)じゃないんですね。

注目すべきは店と客が常習賭博罪、単純賭博罪で現行犯逮捕されたことです。
本来なら、互いに賭けるか、賭博開張と単純賭博で逮捕されていたのに、ともに同じ方向を向いて賭ける場合にもかかわらず逮捕されたことです。

また、有罪が確定されれば、オンラインカジノをやっている人たちは軒並み逮捕されることになりかねません。
今まで必要的共犯の対向犯とされていた賭博罪の概念が異なることになります。

※私はオンラインカジノ擁護派ではありません。ギャンブルは嫌いなもので。グレーゾーンだと思っていたので、本来は立法を待ってから摘発すべきかなぁと思ってました。