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岡崎市立図書館DoS事件 [犯罪]

岡崎市立図書館に対するDoS攻撃として逮捕された事件がありました。

それについて、法律的観点からのコラムがありました。

アクセス巡回の自動化プログラムと業務妨害罪

今回の逮捕容疑が偽計業務妨害罪だったこと、当該犯罪は抽象的危険犯であることなどについて詳しく述べられています。


日経PCオンラインにも記事がありました。
岡崎市立図書館事件に見るネットと法執行機関のズレ



警察の逮捕は、裁判官の令状に基づいて行うので、警察のみを批判するのもおかしな論理です。

逮捕は警察、勾留請求は検察、それらの判断は裁判所です。

勾留請求も認められていることから、逮捕は不当な逮捕ではなかったとの裁判所の判断もあります。


不起訴なので無罪ではなく刑事補償もありませんので、今回のlibrahackは泣き寝入りになってしまいます。


ただ、今後、同様の問題が生じないように啓蒙活動することやプログラムの背景や技術的観点を捜査側に要求することは不当とは思いません。


どこかの書き込みに
海外からの数百万回のアクセスは放置なのに、国内の数万回のアクセスで逮捕
とあったが、だからなんだろう?と思います。

両方捜査対象となるが、片方だけ要件が整ったので逮捕に踏み切っただけでしょう。
軽微な犯罪を放置していい理屈にはならないですね。
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