SSブログ

国民審査 [法律]

最高裁判所裁判官の国民審査が明日の投票日(期日前投票などの場合は既に投票済みの人もいるかと思いますが)に行われます。


この制度は、憲法79条2項、3項に基づくもので、最高裁判所裁判官に任命後、初の衆院選で国民審査に付され、罷免の判断を受けます。
なので、前回の衆院選以降に任命された裁判官が対象で、かつ、前回の国民審査に付された時から10年が経過していた人が対象です。


長官が1名、判事14名の15名からなら最高裁判所ですが、そのうち公報を見ると今回は10名が対象です。
10名全員が初の国民審査であり、2度目の国民審査の裁判官はいません。


名前と出身大学を挙げますと、

1 須藤正彦裁判官 中央大学法学部卒
2 千葉勝美裁判官 東京大学法学部卒
3 横田尤孝裁判官 中央大学法学部卒
4 白木勇裁判官  東京大学法学部卒
5 岡部喜代子裁判官 慶應義塾大学大学院修了
6 大谷剛彦裁判官 東京大学法学部卒
7 寺田逸郎裁判官 東京大学法学部卒
8 大橋正春裁判官 東京大学法学部卒
9 山浦善樹裁判官 一橋大学法学部卒
10 小貫芳信裁判官 中央大学大学院修了

です。


http://www.h24syuugiinsen.metro.tokyo.jp/examination/images/kouhou.pdf


判決をした詳細は上記公報に載っていますので、じっくり見るといいと思います。

最高裁判所裁判官の国民審査制度は、解職制度と解されていますが、内閣による任命後の国民審査によって正式に国民にも任命されるとする見解も存在します。

三権分立に対して唯一国民が直接司法に対して物申す制度ですので、しっかり見極める必要があると思います。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

MySQLRemnux ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。