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小説「永遠の0」 [本]

小説「永遠の0」を読み終わった感想。



















主人公である宮部久蔵がなぜ特攻を選択したのか、この肝心な部分が最後まで理解できませんでした。

想いを託した青年には確かに飛行訓練中に助けられましたけど、あれだけ生きることに必死だった想いが、その青年に託すという想いに変化してしまうことが理解できませんでした。

この部分がどうしても理解できないため、私の中では中途半端なストーリーに感じました。

また、宮部久蔵の妻だった人が知らない人に助けられた話、やくざに囲われた話は、不要に感じました。

全体的には、史実に基づく部分は非常に描写が細かく、一部フィクションが入っているとはいえ、かなりイメージすることができ、その意味では良かったです。

ただ、上層部に対する視点が一方的過ぎるのと、靖国で会おう、みたいな部分や特攻に行った青年たちの想い、遺書等の史実は描写されていなかったのは、少し物足りない気がしました。



この本が売れているのは、良く分かりません。そんなに素晴らしい内容とは思えないし、流れも良くないです。


65点/100点です。
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