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家電とネットワーク [セキュリティ]

以前から、情報家電の脅威について調査してきましたが、テレビ版Yahoo!JAPANの登場で裾野が広がるかもしれません。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0904/06/news068.html

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/25468.html


少し、ダラダラと書いてみます。


家電がネットワークにつながり、情報家電になることによって、テレビショッピング、テレビオークションで、フィッシング被害、購入ミスなどが懸念されます。


情報家電によって、被害者になる可能性。
また、掲示板への書き込み等による加害者になる可能性。

東芝製HDDレコーダにあったような、踏み台の危険性という加害者への加担(幇助)も考えられます。


ここにデジタルフォレンジックの技術は適用されるのかという問題。

ファームウェアのアップデートはどのようになされるのかという問題。
独自開発のブラウザの場合(某企業)には、修正はその提供元に依存する問題。

ユーザや提供側の過失は、どこまで対策したら免責されるのか。


銀行や株取引もテレビを媒介として盛んになっていくのかなぁ。
そうすると、被害者増加の可能性が高まりそうです。


一部のテレビでは、acTVilaしかアクセスできない機種もあるようです。

その前に、現状はテレビの処理能力が低いため、重いというのも聞いたことがあります。



また、ゲーム機ももっと脅威になると思います。
ゲーム機でショッピングやオークションができますし。



今後は、自動車のIP化の推進によって、自動車からの接続が脅威になると考えられます。
テレマティクスやWiMAXとの連携で。
ETCのようなリモート決済手段の登場も。



IPAも2009年3月に自動車と情報家電の組込みシステムのセキュリティに関する調査報告書を発表しています。

http://www.ipa.go.jp/security/fy20/reports/embedded/index.html



今後の情報家電は、
ホームネットワーク、AV機器、ゲーム機、自動車が脅威の対象となると考えています。

セキュリティのために導入したものが脅威になることの懸念。

そして、ゲーム機やデジカメ、デジタルビデオカメラ、PND等にGPSが搭載され、個人の行動の把握、政府と監視社会、監視されることによって達成される未成年者の保護との絡みなど、色々技術の発展によって、新たな問題が登場してくるかと思います。
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